Profile

プロフィール

枡田 佳子
京都と東京の二拠点で活動する
はりきゅう師
経歴

筑波大学人間学類卒業・同大学院教育研究科修士課程修了

東京衛生学園専門学校 東洋医学科卒業

2007年 南青山で女性限定のプライベート鍼灸院はりまる開鍼堂を開業

2021年 京都 烏丸で女性限定プライベート鍼灸院 京はりまるを開業

メッセージ

鍼灸はとてもシンプルでプリミティブな施術です。

身体の痛いところや辛いところを、押したり温めたりすると楽になるという経験値の積み重ねが、鍼灸という世界を生み出しました。そのときの体調や心の状態を診ながらツボを決め、鍼を打ち、灸をすえる。鍼灸の世界の根底にあるのは、人に対するいたわりであり、優しさです。東洋医学の”未病”と”養生”という二つの言葉が人へのいたわりや優しさをよく表していると思います。私は25歳を過ぎたあたりから、吹き出物がでる、身体は重くだるい、肩こり腰痛もある、おまけに憂鬱、けれど病気ではない未病という状態に悩まされていました。

吹き出物は(25歳を過ぎるとニキビと言わせてもらえないのが悲しい)は皮膚科へ、身体のだるさは整体やマッサージへと手当たり次第に通う中で、鍼灸という選択肢を見つけたのです。初めて腰に打たれた鍼の感覚を今も忘れていません。つらい部分にず~んと響く鍼の感触の心地よさ、お灸の温かさ! 鍼灸の施術を受け始めて、身体のつらい症状が改善されたのはもちろん、皮膚科に3年通っても治らなかった吹き出物も、いつの間にかきれいに治っていました。

この経験から心と身体を意識し、自分をいたわるようになりました。つまりは養生。この鍼灸の根底にあるシンプルでプリミティブな人へのいたわりと優しさに魅了され私は鍼灸師になりました。だって、いいものは、みんなに伝えたくなるし、それが自分の手でできるのなら、こんなにうれしいことはないのです。京 はりまるが鍼灸を知るきっかけになり、皆様と長いお付き合いができるよう施術いたします。